さよなら20代
公開日:2026年08月26日
さよなら20代
君は元気にしていただろうか。
僕はもう30歳になってしまった。
30歳になってしまって初めて思ったことは、30歳になったことはこれほどまでに自覚のないものなのかということだった。
20代が終わったのだ。もう少し明白になにかが終わったしるしがあるのかと思っていたが期待外れだった。
そういうわけで、僕は変わらず20代の続きを生きている。
白くて青い青春の残り滓が見える時もあるし、まだまだ子供として振る舞っている。
そういえば案件を一つやめたんだ。 長くやっていたからやめるときは寂しかった。 ずっと同じ人たちと同じことをやれるわけじゃない。それが出来たら本当にいいのだけれど。 やらなきゃならないことも、取り巻く環境も、時代の流れと共に変わっていく、僕はただ年季の入った流木にしがみついているに過ぎない。 潮の流れを見極めながら誰よりも賢いような顔をして、その実何一つわかっていないのだから救いようがない。 でもやらなくちゃという心意気だけで、ここまで生きてきたのだ。間違いも正解もない。 沢山間違いと正解を経ることが大事だ、なんて思う。 選んだ方を正解にするんだ、などと言わないところが30代なのかもしれない。
またここに僕が来たって時点で君も察しているかもしれないけど、体調があんまり良くないんだ。 メンタル的なものもあると思う。 色々やろうとし過ぎた。変化も起こし過ぎた。 ストレスが結構かかってるのかもしれない。 ずっと同じ場所にいるためには、全力で前に走り続けないといけないんだって言ったら、君はわかってくれるかな。 そういう感じなんだ。 でも、どうやらそろそろ僕は、僕の人生を生きなくても良くなりそうなんだ。 決して楽な道じゃなかったけれど、頑張ったのは僕じゃない。 僕は正直ほとんど震えていただけだ。ごめん。 これからも、どれくらいやれるか正直不安だ。 でも頑張るよ。 僕はもう一人じゃないから、一人じゃないってわかったから、大丈夫だと思う。 ピーターも同じ結論みたいだしね。