Yodaka Star Track

月夜見

公開日:2022年01月12日

歌詞

"ただ、君を失うということ"

月夜見(SoundCloudのリンク)


灯りのない夜道を手探りで歩いていく

月がひとつだけ

なぁお前も1人きりなのか

返事はないが別に構わない

道標はなくただ歩く僕はこの場所が

どこか分からない

あぁそれでも歩き続けなきゃ

理由も今じゃ疾うに分からない

もう会いたい人など

特にいないし

言いたいことなど

一つもないけど

君にただ 君に伝えたいことがある

星もない月夜に日が差したのは

君が僕を選んでくれたから

声の代わりに涙が溢れるのは

君が居なきゃ息が出来ないから

探してたのは君のことだったんだ

歩き疲れて僕はやっと道に腰を下ろす

欠けた月ひとつ

あぁこのまま消えてしまえたら

思い出さえも消してしまえたら

もう悲しいことなど十分なんだ

嬉しいことなどひとつもないから

君に ただ君に 会いたいだけでここまで来たんだ

この胸に空いた穴が埋まるのは

君が君で満たしてくれたから

眠れぬ夜も眠ろうとするのは

夢の中でも君を探すから

目を覚ませばまた君を失ってしまうけど

あぁこの星の夜は独りでは歩けない

君が先にいったから

僕は独りぼっち

運命の人が僕にとって君なら

君が居なくなった今僕は

何をして

どこにいて

何を思えば良いんだろう

沈む月を見てまた歩く

この足がまだ動き続けるのは

君が僕を愛してくれたから

二人手を繋いで歩けないから

僕は独り躓く 顔を上げる

君のいない世界に月ひとつ